はじめに
(※もちろん、保険での歯周病治療にも対応しております)仮に「重度の歯周炎」だったとしても、神戸の歯科医院(歯医者)うしじま歯科クリニックであれば、歯周組織再生療法で「歯を抜かずに」治療できる可能性があります。歯周組織再生療法は、その名のとおり歯を支えている歯周組織を再生する治療法です。当院では「世界初の歯周組織再生医薬品リグロス」を用いた歯周組織再生療法にも対応しております。当院では、歯周組織再生療法だけでなく、歯周外科から歯周内科まで、患者様の症状に適した治療をご提案できます。
しかし、当院において、これらの治療はあくまでも「外側からの治療」という考えです。
当院では、内側(内面)からのアプローチを併用して、はじめてしっかりした歯周病治療に繋がると考えております。
内面からのアプローチとは、お口の健康に対して食事の見直しと栄養療法といった栄養学的療法を併用しております。
栄養学的療法では、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、コエンザイムQ10やEPAなどの生物性成分、イソフラボンやオリーブ葉などの植物性成分などを用います。
なぜ、内面からのアプローチが必要なのか?
それは、手術やクリーニングだけでは、良い歯肉、歯、そして免疫力が強い身体を作れないためです。
せっかく治療や手術などで歯周病を治しても、予後が悪かったり、再発する可能性が高いままだと本当の治療とは言えません。
その為、当院では、二つの面からの治療を提供させて頂いております。
その上で、絶対に欠かせない検査が「血液検査」になります。
血液検査と尿検査の重要性
自費治療の歯周病治療において、神戸の歯科医院(歯医者)うしじま歯科クリニックでは、血液検査を受けて頂きます。
この血液検査は、一般的な血液検査の検査項目だけではなく、78項目検査結果がでる非常に詳しいデータを得られる血液検査です。
その血液検査の結果に基づき、内面からのアプローチ=栄養学的療法を併用することにより、外内両面からより良い健康なお口の状態を保って頂ける治療を提供致しております。
お口の状態は全身の状態を反映します。
「口内炎が出来やすくありませんか?」
「歯肉から出血しませんか?」
「口臭が気になりませんか?」
「しっかり歯磨きをしているのに、虫歯や歯周病になりませんか?」
「くいしばりや歯ぎしり、顎関節症になっていませんか?」
健康な歯、歯茎、唾液のためには、タンパク質、ビタミン、ミネラルが大切です。
口腔症状を氷山に例えると氷山の一角がお口の諸症状であり、実はその原因は水面下(体内の栄養)にあるというわけです。
つまり、いくらクリーニングや手術など外からの治療を行っても、身体の内面からサポートしないと予後が良くないケースや治療後の回復が遅くなることがあります。それをしっかりとサポートできるように、神戸の歯科医院(歯医者)うしじま歯科クリニックでは、「点滴療法」や「栄養学的療法」、「漢方療法」などを併用しての治療にも対応しております。
以下に、血液検査と尿検査から出たデータにより、いくつか栄養学的療法に関する事例を掲載しておりますので、併せてご確認下さい。
ビタミンCが歯周病に効く理由
歯周病にかかった歯茎はコラーゲン繊維が破壊された状態です。ビタミンCには「コラーゲン合成促進効果」があり、壊れたコラーゲン繊維の再生を促し、歯茎を健康に保つ働きがあります。ビタミンCは歯周病予防の効果があり、歯周病による炎症はミネラルやビタミンを摂取することにより緩和・予防が期待できます。
ビタミン・ミネラルによる歯周病緩和・予防
鉄・カルシウム・マグネシウム・亜鉛・ビタミンC・ビタミンB群(B6、B12、葉酸)・ビタミンD・アミノ酸など、歯周病による炎症はミネラルやビタミンを摂取することにより緩和・予防が期待できます。
ドライマウスにも有効なコエンザイムQ10
ドライマウスは口腔感染症ともよばれており、何らかの原因で唾液の分泌量が減少してしまい、口の中が乾いてしまうこと言います。このドライマウスに有効な栄養素として注目を集めているのがコエンザイムQ10です。
鶴見大学歯学部の齋藤一郎教授らはドライマウス患者を対象にした還元型コエンザイムQ10の唾液分泌量に対する効果の臨床検査の結果、還元型コエンザイムQ10を摂取した患者は、摂取前に比べ唾液が明らかに増加したことが分かっています。
上記は、あくまで神戸の歯科医院(歯医者)うしじま歯科クリニックが実施してる栄養学的療法の1部です。
各患者様に血液検査を受けて頂き、詳しいデータ分析の基、各患者様に適した栄養学的療法を提供させて頂きます。
尚、お口の健康は全身の健康につながっていることを理解し、薬(抗生物質など)に頼る生活ではなく、体の内部、「栄養」に目を向けて免疫力アップして頂きたいと思います。
お口の状態が芳しくない方、もしかして、
「消化吸収力や肝機能が低下していませんか?」 | 「貧血や鉄不足を放置していませんか?」 | 「糖質やアルコール過剰ではありませんか?」 |
食事の乱れや、内臓の栄養障害があるかもしれません。(こうした臓器の調整は自律神経やホルモンにも関与します。)
さらに、アマルガム(歯科金属)をはじめとした有害金属が蓄積していることなども考えられます。
つまり、お口の状態が良くない場合、栄養状態も良くない可能性が考えられます。
お口の変化は体の中からのサインかもしれません。
栄養アプローチ以外のケアとしては、
正しいブラッシング | 定期検診とプロによるお口のお掃除 | 当院がおすすめする日々の口腔ケア |
が、挙げられます。
今まで、改善されなかった歯周病治療も当院にお越し頂ければ、外と内からの両面からのアプローチにより改善される可能性があるかもしれません。
歯周病でお困り・お悩みの方は、是非、神戸の歯科医院(歯医者)うしじま歯科クリニックへご来院下さい。