ペリオスコピーシステム

ペリオススコープ=歯肉の内視鏡を用いた歯肉を切らない歯周病治療 

歯肉の内視鏡ペリオスコピーシステム
今まで見ることができなかった歯周ポケット内を可視化し、診査・診断および歯石の除去等の歯周治療を行うことが出来ます。歯周外科手術の必要性を最小限にして、体への負担を少なくした歯周病治療が可能です。
歯肉の内視鏡ペリオスコピーシステム
非外科的治療の選択肢として、内視鏡下で歯科除去および歯周デブライドメントを行うことが可能です。歯周デブライドメントは、歯周外科治療よりもチェアタイムも短く、痛みが少ないため、患者様の負担も少なく、効果的な歯周治療を行うことができます。術者および補助者がモニターで情報を共有でき、患者様にも口腔内の状態をご覧頂きながら、説明することができます。ペリオスコピーシステムは、インプラント周囲組織の状態、歯肉縁下カリエス、歯根破折、吸収、穿孔の探知などにも使用することができます。

ペリオスコピーシステムは、ペリオスコピーファイバー、ペリオスコピーファイバーシース、ペリオスコピーエキスプローラ、そして画像を映し出すディスプレイや画像を調整するペリオスコピーコントローラー、ペリオスコピーイリゲーターから構成されています。


ペリオスコピーシステムについて

歯肉の内視鏡ペリオスコピーシステム

①ペリオスコピーファイバー

直径約1mmのファイバー内に、直径0.5mmの画像用ファイバーと、周囲に照明用ファイバー19本を装備しており、高解像度の画像を撮影できます。ファイバーの視野の直径は3mm、ファイバーからの被写体までの最適距離は4.5±1.5mmです。

②ペリオスコピーファイバーシース

ファイバーを保護し、ファイバーが粘膜、血液、唾液等と接触することを防止します。
洗浄液等を送水し、術部を洗浄することができます。

③ペリオスコピーエキスプローラ

歯肉の内視鏡ペリオスコピーシステム歯周ポケット内にファイバーをガイドします。先端部のシールドで歯肉を排除し、シールド先端部を被写体に合わせますと、ファイバーから被写体までの距離が最適になるように設定されています。

歯肉を切らない歯周病治療ペリオスコピーシステムペリオスコピーエキスプローラのシールドを歯根面に相対させて歯周ポケット内に挿入すると、ペリオスコピーファイバーのレンズ端からシールド尖端まで空間ができ、LEDにより光照射されます。この空間にスケーラーを位置づけ、ディスプレーで歯周ポケット内の状況を確認しながら、歯石除去および歯周デブライドメント等を行うことができます。

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