3DSとは、3DS Dental Drug Delivery System（デンタル・ドラッグ・デリバリー・システム）の略で、 薬の働きを最大限に発揮するように工夫された投与方法（投与剤）により、虫歯や歯周病の原因菌を殺菌し、虫歯や歯周病の予防を行う方法です。
最先端の予防歯科治療「３DS」ついて3DSは、2000年に国立感染症研究所の花田信弘先生を中心に開発されたシステムです。3DSは薬剤が入るスペースを持った特殊なマウスピース（ドラッグリテーナー）を使って治療をすすめます。3DSは特に虫歯菌の多い人や歯周病のリスクの高い人に適しています。

神戸市の歯科医院（歯医者）うしじま歯科では、3DSとPMTCをセットにして行なっております。

3DSをお勧めする理由として、虫歯や週病菌を誘発する細菌を効果的に減少させることができるからです。

しかし、口腔内細菌はバイオフィルムという細菌膜を歯の上に形成して除菌の液やジェルが直接効かない環境を作り、また、それらはすぐに唾液により希釈・除去されてしまいます。

当院の3DSでは、歯科衛生士による専門的な技術と器具を用いた歯面清掃処理(ご自身では磨くことの出来ない歯間隣接面をはじめ、歯と歯ぐきの間にあるポケットの歯肉縁下、ブリッジの底、汚れた歯面や茶渋、たばこのヤニなどの強固なステインの除去)を行って、完全にバイオフィルムを除去した後、歯列にフィットしたトレーを用いて薬を一定時間歯面にのみ塗布します。

この方法で、唾液に希釈されることなく、安全な除菌の液やジェルを塗布することが可能となります。

また、神戸市の歯科医院（歯医者）うしじま歯科では、通常の「ジェルタイプトレー」だけでなく、オーラルバイオデザイン社が開発した「液体タイプトレー」にも対応しております。

オーラルバイオデザイン社が開発した「液体タイプトレー」を用いた３DS治療の方が、より高い効果を得られます。

３DSは、次のような方にお勧めです

3DSの治療手順（液体タイプトレー：３ヶ月コースの場合）